【伊東温泉】尾上 紫舟(おのえ さいしゅう)歌碑

伊豆柏屋本店より車で5分程の物見塚公園にございます「尾上 紫舟 歌碑」

尾上 紫舟は明治から昭和にかけて活躍した歌人で、若山牧水など多くの歌人を育てたました。

草書仮名の名手としても知られる紫舟自筆の美しいかな文字で書かれた歌↓は、連作「天城野火」の中の一首として伊東で詠まれたものです。

「つけすてし 野火のけむりの あかあかと みえゆくころぞ 山はかなしき」

昭和初期に伊東に別荘を構え、1957年(昭和32年)1月に80歳で永眠するまで、晩年の多くを伊東で過ごしました。