蒸し羊羹と煉り羊羹の違いはご存知ですか

伊豆柏屋は創業80余年、蒸し羊羹を中心に販売しています。

「蒸し羊羹」の美味しさは、羊羹部分は柔らかく、モチモチとした食感と、甘さ控えめな点です。

当店の蒸し羊羹(いでゆむし羊羹)は、小麦粉と葛を使い、水分が多いことが煉り羊羹とは全く違います。

そのため、煉り羊羹と比べますと、糖度が低い分、あまり日持ちがしません。

いわゆる生菓子に近いため日持ちは未開封で7日間です。(冬季は10日程度)

 

よく煉り羊羹は真空パックの物があり長く保存がきく物があります。これと同じように蒸し羊羹もとお考えの方もいらっしゃると思いますが、せっかくの柔らかい食感は無くなりますので一般的には蒸し羊羹は真空パックはせずに売られています。

伊豆柏屋でも袋詰はしますが、真空パックではありません。(煉り羊羹の当店人気商品「黒羊羹」も真空パックではございません)

 

当店の「黒羊羹」のように煉り羊羹は、加熱する段階で菌は死滅しますし、糖度が高く、水分が少ないため、菌が繁殖しづらいこともあり、空気に触れなければ日持ちすることが一般的です。

食感は蒸し羊羹とは逆で固めになり、甘さも強いです。

当店の場合は未開封で1ヶ月の賞味期限です。

また、「黒羊羹」には黒砂糖を使用しておりますので黒砂糖のコクのある甘みをお楽しみ頂けます。

 

蒸し羊羹と煉り羊羹のそれぞれの美味しさをお召し上がりください。