こんにちは。スタッフの鈴木です。
秋のイベントのご紹介です。伊東市は観光地なので他の地域よりもイベントが多いと思います。当店のあります市街地で行われるイベントはなるべくお伝えして行きたいと思います。
伊東大田楽が2015年11月14日(土)の開催です。
大田楽という踊り(演劇?)は中世当時がどうであったのか本当の意味では分かりませんが、恐らくこういった華やかな、雅な踊りだったのでしょう。私も一度観覧したことがあります。それはそれは楽しげな雰囲気で、演者も皆が笑顔だったのが印象的でした。そういった楽しさを伝える踊りというコンセプトなんだと思います。
参加していた演者も小さな子どもからご年配の男女問わず、様々な方が演じていました。実は親戚が参加していたので観に行ったのですが、本人曰く、演じている側も大変楽しいそうで、また踊りたいと言っていました。
平安・鎌倉・室町時代の能芸、桃山文化で花開く歌舞伎と、その2つの源流と考えると現代の大田楽のように色鮮やかで乱舞するさまだったのではないでしょうか。
田植えの後の田遊びから来た豊穣の踊りのようです。テレビや遊戯場がない時代の楽しみだったと思いますが、現代でも充分に楽しめるイベントです。
今年、漫才コンビ「やるせなす」の石井康太さん(40)がナビゲーター(進行役)を務めることになったそうです。本人も参加する予定。
食べ物のおでんも田楽に由来する言葉だそうです。そういえば味噌田楽と言います。
日程は以下、松川藤の広場から伊豆柏屋も徒歩5分圏内です。ぜひお立ち寄りください。
【開催日】 2015年11月14日(土)
【開催場所】 松川藤の広場 特設ステージ (雨天:キネマ通り)
【開催時間】 15:30~17:30
【交通手段】 JR伊東駅から徒歩5分
「大田楽」とは、平安、鎌倉、室町時代に全国的に大流行しながら消えてしまった幻の芸能「田楽」を狂言師、故五世野村万之丞氏が音楽家や舞踊家と共に現代に再生された新しいお祭りです。「大田楽」は、中世、京の都を中心に一世を風靡しながら消滅してしまった、幻の芸能「田楽」を、古い資料や文献をもとにして検証し、これに、日本各地の伝統芸能や音楽を取り入れて、現代に生きる演劇として、総合芸術家・狂言師の故野村万之丞氏が創作したオリジナル作品です。
引用元:伊東大田楽 | 伊東市